僕ことさくら剛は放送内で自分のことを「ひきこもり旅作家」と名乗っていますが、これは実は「ひきこもり」をテーマにした第3回放送のせいなのです。
放送冒頭では「相反するものをくっつけるのが今のトレンド」だということで、かつらボクサーやイカレスラーと並べて「ひきこもり旅作家」を話題として取り上げたわけです。それこそが僕が自分をひきこもり旅作家と呼んでいる理由で、すなわちかつらボクサーやイカレスラーと一緒に取り上げてひとネタ、ひと盛り上がりを作りたいがために、僕は自分の意に反して自分の肩書きを「ひきこもり旅作家」に無理矢理設定したのです。
たったの1回の放送のために決めた肩書きであるなら、その放送が終わればもうその肩書きは必用無いわけです。
もはやひきこもり旅作家などという、そんな成人男子にあるまじき呼称は必用あるまじきこと。
しかしなんとも第1回から第3回まで「ひきこもり旅作家のさくら剛です」と挨拶し今やその呼び方は5000人ほどまでに増えたリスナーの方たちに若干定着してしまった感があり、今後どうすればいいのか悩んでいます。本当の自分の肩書きは何なのか。なんのさくら剛ですと名乗ればいいのか。真実の姿を語るなら、「美男子のさくら剛です」とすべきなのか。それとも「幸せ配達人のさくら剛です」なのか。
しかもそうまでして放送内で取り上げたかつらボクサーとイカレスラーの話は、山本さんが両方とも存在を知らなかったため全く盛り上がらなかったという惨めな展開になりました。
人が自分の肩書きまで賭けて繰り出したネタをあっさりスルーするとは、彼は血も涙もないおそろしいお人です。ヴァンパイアの気持ちがわからないのも当然です。でも仕方ありません。所詮人は他人の痛みなどどうしたってわかりはしないのだから。いいえ山本さんだけを責めるわけには参りません。彼も時代の被害者なのです。
さて今後僕がどのような肩書きを名乗るか、まだまだしばらくは自己紹介も兼ねてひきこもり旅作家で行くとは思いますが、おいおい違うもの、自分に似合うものを考えなければいけません。やっぱり美男子が一番しっくり来るかな。しかしそのうち冒頭の挨拶が変わってくるやもしれません。新しい肩書きができましたらどうぞご期待ください。
ところでさくら通信の放送は「毎週月曜に更新されている」ということを目標としていますので、日曜の夜にアップすることが多いのですがしかし月曜の朝更新になってしまうことも考えられますので、すなわち更新を楽しみにしていただくのはありがたいのですが日曜の夜にいまかいまかとパソコンの前に正座をして待ち構えるのはご遠慮いただきとうございます。なぜかというと、月曜の朝まで待たせてしまったりしたら申し訳ないからです。その日のスケジュールや体調にもよりますので、アップ時間などは全く不定です。
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僕が何を言いたいか、賢明なリスナーの方でしたらおわかりでしょう。うまく伝わってよかったです……。ああよかった……ホッとしました伝わって僕の気持ちが……。みなさんありがとう。心から感謝しています(涙)。