第162回放送 「現代アイドルの現場(オーディション編)」

ホリエモンがプロデュースする、アイドルグループのオーディションを観覧してきました。
なにしろ駆け出しのアイドルを語るにはスピード感が命。走り出したアイドルの卵たちに負けないよう、こちらも勢いをつけてレポートしなければなりません。
アイドルには一切興味がないとはいえ、オーディションから帰って即座に原稿を作り、翌日は朝から推敲をして収録をして、そのまま編集をして! 1日15時間さくら通信の作業でした……背中が痛い……いったいなんのためになにを頑張っているのだろう僕は……
それにしても、見なければいけない伝えなければいけない、そして応援しなければいけない助けなければいけない。理由なんてわからないけど、そうさせられてしまうのが、アイドルってもんなんです。
昨日オーディションに合格した子たちが、どうかアイドルとしてビッグになりますように!

第161回放送 「現実的な『北風と太陽』」

北風と太陽のお話、なんだかおかしくないですか?
これだけ毎年猛暑猛暑と、都市部では熱射病で死亡する人が後を断たず、日照りが原因の不作で餓死した人数は有史以来数知れず。その元凶となった恐ろしき太陽を、まるで温かい心の持ち主であるかのように讃えるのはいかなることか。むしろ北風の方が、私にとっては北風の方が、「冬」「クリスマス」「暖かい家」「シチュー」「年末年始」といったワクワクするような行事を思い出させ、よっぽど温かい気持ちにさせてくれます。
とはいえ、勝負を引き受けた北風も北風ですけどね。
だって、「風を吹かせて服を吹き飛ばす」なんてこと、普通に考えて不可能じゃないですか。北風自身の経験に照らし合わせても、そんなこと今まで成功したためしはないはずです。そのような無謀な勝負をどうして彼は引き受けてしまったのか。そもそも同じ土俵に立つべきではなかった。まあ勝負を受けたのは北風ではなく「北風を吹く謎のやつ」なんですけどね……

北風小僧の貫太郎はこちら

なお、サモハンキンポーの映画「五福星」について、「チンケが透明人間になる薬を飲んだ」と放送内で言及しておりますが、これは私の記憶違いであり、実際は「チンケが自分で『透明人間になる本』を読んで、呪文を唱えて透明人間になった気になった」というのが正解でした。五福星はhuluで観られますよ~! 若い時のサモハンとジャッキーの動きは本当に人間離れしています。