1月28日

 この10日ほど、地元の浜松市から静岡市、名古屋と大阪の書店さまに挨拶回りに行っていました。
 新刊を出しても地方の書店さんにまでうかがうことはとても珍しいことですが、出版元であるサンクチュアリ出版さんはとても太っ腹な会社のため、珍しく出張に行かせてくださったのです。
 ほとんどの書店さんが初めて訪問するところでしたが、みなさんとてもあたたかく迎えてくださって……
 私は感動しました。
 特に、名古屋と大阪と静岡と、一部浜松の書店さまではとてもよくしていただいて。ほとんど全部ですが。東京だとやはりお客さんが多いからなのか、他の地方とは違う感じですが、他の地方の書店員さまは、東京とは違う感じで、東京でもあたたかく歓迎してくださった方はたくさんいらっしゃいましたが、地方ではより輪をかけて、歓迎していただけて嬉しかったです。その通りなんです。東京も素晴らしい。地方はもっと素晴らしい。もう全部素晴らしいってことです。この世は全部素晴らしいんです! 素晴らしくないものはないんです!

 素晴らしいといえば出張って、素晴らしいですね。紀伊國屋書店梅田店さまでは、サイン本をたくさん置かせていただけて、さらに店内放送で著者自身がアナウンスする告知放送を収録していただけました。これからちょくちょく店内で流していただけるそうですので、梅田駅、大阪駅ご利用の方は一度足をお運びいただければと思います。阪急梅田の駅のあたりにあります。サイン本は残り僅かとなっております。お急ぎ下さい!
 それにしても、こんな僕の存在を知っていてくださって、「旅行記読みました」と言ってくださる書店員の方が日本のあちこちにいる、そんな立場というのはなんて幸せなんだろうと思いました。大阪なんてプライベートで訪れたことは一度もなかったのですが、それでもあんなに良くしてくださって……歓迎してくださって……構ってくださって……僕は感動が抑えきれません。ちなみに、一番自分の知名度の無さを実感した地域は、浜松でした。おもいっきり僕の地元です。これがネタでなくて本当だから悲しい。駅前の大きな本屋さんなんかではコーナーを作ってくださったり大きく展開してくださって「ああ地元って素晴らしいな」と思ったのですが、いえいえ、どこの本屋さんでもとてもよくしてくださって僕は本当に嬉しいですよ!! 嬉しいってことを言いたいんです!!