2週間くらい前から、さくら通信の放送は以前にも増してより多くアクセスをいただいております。ちなみに第72回から、さくら通信は隔週放送となっております。
さて、過去のアクセス最高記録は「お正月」、次に「ネットの評価」でそれぞれ週間5万アクセスくらいだったのですが、今回「芸能界」で初めて10万の大台を突破しました。
こうなったら次はぜひ週間1000万の大台を目指したいところですが、今回のいきなり10万というのは確実にどこかの掲示板もしくは記事等でアドレスが晒されたことによる事故なので、また次回からは半分以下のアクセス数に戻ることは確実なんです。普段柔道を見ない人が、オリンピック期間だけ柔道を見るようなものですね。その期間が終わればまたみんな柔道を見なくなるように、さくら通信も一時のアクセス増を維持することは難しいのです。世の中そんなものです。難しいんですあなたの生きている世の中は。
奈央、アクセスが増えたといってもほとんどの方がiphoneからのアクセスのためここ「さくら通信公式サイト」を見る人はめっきり増えておらず、なおかつ過去放送の販売本数もぜんぜん増えていないという、相変わらず「あんたんとこの話は金払ってまで聞くもんじゃないよね」と言われているようで悲しい。寂しい。本当に悔しい。
それにしても、生きていくにはお金がかかりますね。
遂に、このあいだうちのプリンタが、印刷を完全に拒否しました。
しばらく前からもうカラーは受け付けず、時代遅れのモノクロ印刷で活動しておりましたが、いよいよパソコン上の有用な情報は紙とペンを使い自分でメモするという、2段階の時代遅れの作業をしなければならなくなりました。
プリンタも6年も使っていると寿命ということなのでしょうか? 平均寿命6年なんて、かわいそうですねプリンタさんは。精一杯生きられたでしょうか? 否、今調べてみたところこのpixus860iは2003年の発売になっていました。ということは、発売後1年以内に買ったとしてもう8年もうちにいることになります。ということは、インド旅行記の原稿を自分でプリントアウトして、吐きそうになりながら出版社へ持ち込みに巡っていたあの原稿を印刷してくれたのがこのプリンタくんでしょうか。何百枚もの原稿を十何社分、何千枚も印刷をしてくれたわけですね。何日にもわたって何時間もかけて。何ワットもの電力を使って何デシベルもの音を出して。曖昧な数字です。そう考えると、このプリンタとさよならするのは、寂しい気もしますがそれよりなにより今日の原稿を書き、明日も原稿を書かなければならない、そのことで頭がいっぱいなので古いプリンタを粗大ゴミに出して新しいプリンタを買うとか面倒くさいです。
しかしこのままだと、携帯でネットが見れない僕はそれこそどこかに行く時に地図を検索したら、それを手書きでメモして出かけなければいけません。自分の手書きの地図で目的地にたどり着けるのでしょうか?
お店に飲食に行く時だって、クーポンをプリントアウトすることができません。そうなれば、ぐるなびやロッテリア公式サイトを見て、それを丁寧に手書きで書き写してクーポンを自作しなければいけないではないですか。はたして、ちゃんと再現性高く上手にクーポンを書いたとしても、それで割引を適用してくれるでしょうか? 現実に目の前のパソコンの画面にクーポンを表示させてそれを書き写したわけですから、それは効果としてはプリントしたクーポンとなんら変わりはないはずです。割引を適用させるのがお店側の義務だとは思います。しかし、建前ではそうだとしても、現実的に「ちゃんと本物のクーポンを見て書き写した」ということを証明するのは難しく、店の言い分としては「それはあなたがなにも見ずに想像で書いただけの偽物のクーポンじゃないんですか」という濡れ衣をこちらに着せることも可能になってしまうわけです。道義的には間違っていますが、それで店は僕のクーポンでの割引を拒否することができてしまうわけです。裁判に持ち込んだとしても、おそらくチェーン店でしたら有能な弁護士を雇うでしょうし、店側に有利な判決が出るのは目に見えています。法律というのは時として強い者の味方をしますから。
一応デジカメは持っていますので、パソコンの画面に表示させたクーポンを色ペンで書き写しているというその自宅でのシーンを写真に収めて、お店で手書きクーポンを提示する時に一緒にデジカメの液晶でその現場写真も提示すれば、ちゃんと僕が本物のクーポンを見ているという証明になり割引が適用されることになるとは思います。しかしそれも、心ないお店の場合は「写真なんて合成でなんとでもなるだろう」「CGかもしれないじゃないか」と言われてしまうかもしれません。そうなったら、こちらもまた写真屋さんなどを呼んで来て一緒にお店に行ってもらい、「この写真は合成ではありません」ということをプロの視点から証言してもらう必要が出て来ます。当然そうなれば写真屋さんの交通費や出張費は僕が持つことになり、手書きや写真撮影の負担を含めてクーポンのお得感というものがあまり感じられなくなってしまいそうです。
しかしそれでも安易な買い換えは控え手書きクーポンにこだわるのか。それとも山本さんに新しいプリンタを買ってもらうのか。非常に悩んでいます。
ツイッターをお使いの方は、この方(https://twitter.com/tkago)に「さくらさんに新しいプリンタを買ってあげてください」とすすめていただけませんでしょうか? 多くの方の声が集まれば、動かせないものは無いと思うのです。それが民主主義の証明に繋がると思うのです。みんなが夢を見られる社会になると思うのです。まだまだ世の中、捨てたもんじゃないじゃないかと。どうぞみなさんよろしくお願いいたします。