過去放送第10巻のおまけ放送は、以下の3本となります。(販売ページはこちら)
おまけ放送A 「フェイスブック」
収録時間:43分58秒
フェイスブックというのは、未熟な人間の未熟さをありありと露わにしてしまう悲しいツールだと思います。中身のない人間ほど頻繁に投稿を繰り返し、自分はこんなに知識も教養も経験も人脈も兼ね備えていて重要人物なんだよということを投稿によってアピールしようとしますが、そのアピールによって、いちいち自分からそんなことを発信しなければ自分は周りから認められない人間なんだと、自分で自分のセールスポイントを投稿して穴埋めをしなければいけないほど自分は足りない点が多い人間なんだと、逆にアピールしてしまうことになるのです。
文章というのは恐ろしいもので、それを読むだけで書き手が理性的な人なのかアホなのか上品なのか下品なのかすぐにわかってしまう。かつては表現手段がないために隠れていたアホがネットによって表舞台に登場しアホだという正体が友人知人一同にばれてしまうというこの状況は、アホなお方にとっては気の毒なものであるとも考えられるでしょう。
というような正直なことは通常放送では話しづらいので、このおまけ放送で喋っております。
おまけ放送B 「結婚2」
収録時間:56分05秒
私はここ数年も何度も友人知人の結婚式、披露宴にご招待いただいておりますが、毎回毎回、友人たちの人生の晴れ舞台、晴れ姿を見る度に心の底から幸せな気分に包まれずにはいられないのであります。
いえ、本来幸せなのは新郎新婦であり、私ではありません。私は幸せをその手に掴んだ新郎新婦ご両人およびそのご家族を祝福する立場です。ですからあくまで結婚式の場では主役であるお2人を祝福し、端役である私のようなものは冷静に佇んでのみいるべきかもしれませんが、しかしそうあるべきとはわかっていても、はちきれんばかりの笑顔溢れる新郎新婦お2人を見ると、あれよあれよと幸せのアトモスフィアが式場全体を包み、私のような端役の愚人ですら彼らの幸福のおこぼれを頂戴し思わず自分自身もいくらか幸せになったかのような、暖かく喜ばしい気持ちにならずにはいられないのであります。
そう考えると、結婚というのは人類の繁栄と幸福を願えば誰もが経験するべき、誰もが迎えるべき大事な行事でしょう。結婚ほど素晴らしい催しが、他にこの世にありましょうか? ……他にありますか? いえ。無いでしょうがっっ!!!!!!
というようなことについてお話しさせていただいております。
おまけ放送C 「会社2」
収録時間:49分22秒
人はなんのために仕事をするのか?
人類は仕事を増やしていくことによって自ら破滅の道を歩んでいるのではないか?
人の仕事はいずれすべてコンピューターによって取って代わられるのか?
働かずにごろごろしながら暮らして行くことがなぜ認められないのか?
「ハローワーク」という言葉はなぜ耳にするだけで恐ろしいのか?
各職場にはびこる「真のブサイク」とはいったい何者か?
さくら通信における通常放送とおまけ放送の違いとはいったいどのようなものか? 通常放送で言えないことというのはどのようなものか? 例えばどんな秘密が通常放送で言えないのか、その具体的な例とは? 通常放送では言えないことを試しにひとつ言ってみよう!
というようなことについてお話しさせていただいております。